―昼・自室―
もし先生さえ嫌出なかったら次があったら嬉しいです。
[ふわり、とした笑みを浮かべるとサンドイッチをぱくりと口に入れる。一人で飲むお茶より誰かと飲むお茶の方が美味しい]
今度は辛いものも用意します。
チャールズ先生に……?
…あの先生の説教はとてもわかりやすいですけれど…すごいですね、引き合わせていただけるなんて。
[なるほど彼であればそれだけの力は持ち合わせていそう、だが]
やはり好きなことが一番ですよね。興味も持てるから成績も上がりますし。
[朗らかな笑顔でクッキーを誉められればまるで自分が誉められたかのような。以前は作り手側だったのだ]
材料があれば僕も作れます。
[その笑顔を見ていたい気もしたが、昨日聞きはぐれていたことを思い出して、ふと真顔になり]
そういえば先生…黒魔術の、禁術の噂が流れてますけどお耳に入ってますか?
(109) 2014/06/21(Sat) 23時半頃