だから、謝らなくていいって。 心配してくれたんだろう。[話はそれ以上はないようで、不破が部屋を立ち去ろうとする。 掛けられた言葉、不破の表情は見えなかったけれど、頷いて。] ……ありがとう。 俺も、不破のことは先輩後輩とかそういうの関係なく、 一人の人間として尊敬しているよ。[返す言葉は澱みなく出た。 間違いなく、それは本心だったから。]
(108) 2013/02/19(Tue) 13時頃