それは残念だ。そこの女には受け取ってもらえたんだがな。
[とは言いながらも、特に残念がるような口調ではない>>104。なんとなく、彼に渡しておけばうまく使ってくれると思った。ただそれだけのこと。]
……残念だが、俺じゃねぇな。それと、犯人は知らねぇな。
[淡々と事実を教える。どこにあるのかは分かっても、情景まではわからない>>105。"彼女"のみたものは"彼女"の中だけにある。]
……Descendo<落ちろ>
[冷静に、呪を唱え、襲い来る瓦礫たちを残らず落としてしまう>>106。
面倒だ。破壊してしまうか。]
Reducto<粉微塵>
[バン、という派手な音とともに、瓦礫が粉々のチリと化す。
「キミにかまけてる暇はない。」その言葉に片眉を上げる(尤も、仮面の下の話だが)]
そうか。なら、早く俺の前から逃げるといい。10秒だけ待ってやろう。
(107) 2016/02/16(Tue) 03時頃