マドカは悪くないわ。私が言わなかったんだから。
[マドカから謝罪されてしまい>>101、首を横に振る。
転校のことをきちんと話したのは、クラリッサとアオイ、あとはついさっき友達になったばかりのモニカくらいだ。
特に卒業していく年上の友人たちには、どっちみちお互い艦にいないのだから、ときちんと伝えていなかった。連絡を取る分には困らないのだし。
……ともちろん転校の話を念頭に置いて話しているわけだが、これが恋心と解されていると知った日には、「そんなこと気づかれてたまるもんですか恥ずかしい」である]
……!
ううん。なんでもないの。
[蒸発皿に乗せたケーキを差し出せば、漏れた声をマドカに聞きとがめられ>>103、慌てて首を横に振る。
片付けてあるマシュマロは、あとでお土産としてケイイチに渡そう。なにしろあれは、チョコレート入りでカロリーが高そうなのだ。
ごまかすようにケーキを摘んで口に運んだ]
うん、美味しい。
(104) 2015/03/05(Thu) 01時半頃