まず褒賞の彼らならば、何処から入手するかはまぁいいとして、用意できるならもっと遠慮なしに派手にやるだろうさ。
吸血種は炎に弱い、ならばもっと炎が燃え広がる場所と天候を択ぶといい。
生み出した混乱に乗じて逃げる心算、この部分が彼らに感じられん。
自作自演ならば、自分はあの部屋にいる、という情報を皆に伝えてからでないとなァ。 まるで爆発し損だ。
自分は爆発の最中、あの部屋にいた。
そう情報を操作しておかないのは理解しがたい。
ドールが勝手に動く筈も無く、この城に新たに侵入出来る誰かが居るとも考え難い。
…ならば、残るは?…そう、我らだ。
[己の素人推理を披露してみて、どうかな?と彼の見解と採点を求める。
場所が場所なだけに怪我人の心配一人を除いて必要ない、
炎はいずれ雨とドールが消すだろうその程度の爆発、
この後飛び交うだろう疑心暗鬼と推理ごっこ、
これらを娯楽と呼ばずになんと呼ぼう?]
(104) 2014/01/29(Wed) 23時頃