お?当たった?つってもあんま入んねぇな…
[無意識に手を抜いたからか、それとも体制が悪かったか
相手が頑丈なのもあるかもしれないが、思った以上に威力は出ずにただの打撲程度になってしまったらしい
起き上がりに来た胴体への一撃は無駄な思考のせいで遅れたが、半歩下がる事で深く抉られる事はなく腕でガードする事で急所は免れる
それでも肉が切れた事には変わりなく出血はしたが]
ハッ!何心配してやがんだよ
俺もお前も、死ぬ覚悟してココに来てんだろーが!んなもん、最初に会った時からお互いわかってんだろ!
[収まる事の無い出血に顔を歪ませて
どうやらガードしたとは言えかなり深い傷だったらしく、血は簡単に止まる事は無さそうだった。飛び道具を使おうにも、能力を使おうにも、この場は明らかに自分にとっては広すぎて不利だ]
……ま、逃げるわけにゃいかないよなぁ!!
[そう叫び、拳を振り上げて殴る先は、“地面”]
(103) 2014/12/10(Wed) 23時半頃