─回想・湖畔→小屋─
ぁ…、…ぅ…?
[しばらくノックスと一緒に魚が釣れるのを待っていた。
といっても、魚がかかったらどんな状態になるのかも知らなかったから、ただ彼の隣に座って湖面を眺めているだけだったけれど。
>>1:230彼が声を上げたのを見て、きょと?と見上げたらどうやら魚がかかったらしく。
彼の言葉に合わせてリールと竿を動かし、湖面から飛び出したのは一尾の魚。
釣れたの?と問うように首を傾げたら、上手だと頭を撫でられて。>>1:232
才能があると褒められたけれど、ノックスの言う通りにしたから釣れただけで。
自分じゃないとふるふる首を横に振ったけれど、ノックスが嬉しそうな顔をしているのを見ると自分も嬉しくなってほのかににこりと笑み。
その後もいっぱい釣る事が出来て、これだけあれば大丈夫だろうと言われれば安心して微笑んだ。
そろそろ戻ろうと言われると、片付けを手伝い。
ノックスの後についていくように小屋へと戻った。]
(103) 2011/01/27(Thu) 22時頃