― 昔の話・鳴 ―[何度目かの戦闘の後、毎度、返り血なのか自分の血なのかもわからない状態で医務室に運ばれる彼。最初は驚きはしたものの、繰り返されれば慣れもする。医務室のベッドに横にして、鎮痛剤やらを注射しておく。寝ている間に傷の消毒、火傷の治療、酷い傷は縫合もして、彼が目を覚ます頃合いには手当は終えているようにしている。] いつも言ってっけドさァ… ここの連中は無茶しすぎなの。 おたく含めて。[はいこれ、と目覚めた鳴に渡す錠剤の袋。ミナカタが調合した薬が入っている。それからオマケみたいに甘い飴玉がひとつ。]*
(103) 2018/02/20(Tue) 12時頃