[こちらの誘いを受けて、ソランジュの粘枝が伸ばされる>>97。
その手を静止することもなく、彼が触れるのを待った。
その間に、スカートを摘まみ上げる手とは逆の手で身体の中心線をなぞる。
喉から、鎖骨の中心、豊かな胸の谷間を通り、臍、下腹へとたどり着くと、今度は上へ。
布の下がどうなっているか、強調するように。
知らず、熱い息が漏れる。]
どうぞ、「私」をお使いくださいませ。
[不意に、自身の胸を下から揉み込む。
手の動きに合わせて形を変える胸は、確かな量感を持って見る者を楽しませるだろう。
そうしているうちに、不意に彼に何かを問われたような気がした、確証があったわけではないが、経験から何となく意図を考える。]
えぇ、『ご試食』まで。
だって、「メインディッシュ」は後から楽しむものですから。
[そう言って、軽く笑う。]
(103) 2019/05/11(Sat) 19時半頃