[冷静なメルヤの言葉>>99に、ぴくりと身体が跳ねる。]
どうしてよ!どうして簡単にそんなこと……
あたしたちは人間で生きていて、
皆顔見知りで、それなのに誰かが幽霊だなんて、
この中の誰かがオスカーを殺したんだ、って、
疑ったり、疑われたりしなくっちゃいけないの!?
[ソファに座って俯いたまま、声を荒げた。
肩が震える。ぎゅう、とスカートを握る。
力の入り過ぎた指先が白く青ざめていた。]
……そうだよ。間違ったら、どうするの。
ほんとに消えちゃったら、どうすんの?
あたしは嫌。絶対嫌だ。おかしいよ。そんなの、嫌だ。
だって、みんなで、ごはんたべたじゃない。
幽霊がごはんたべるの?
いつも同じテーブルについて……、みんなで。
それなのに……なんで当たり前に、そんなこと試せるの。
(101) 2016/02/10(Wed) 22時半頃