『――頑張って避けてね。』[そう聞こえたけれどこの男に攻撃を避けるほどの体力もスピードもない>>99>>100。あるのは強靭な悪魔の一部。薄汚れたボロ布のような醜い翼を咄嗟に開き、体を包む。]もう、こわいな~~~。[抑揚のない声はひどく無機質に聞こえるだろう。翼はどうなったか。ただ濡れただけかもしれないし、ところどころ穴があいてしまったかもしれない。全てペラジーの加減によるが、翼の傷はすぐに塞がれてしまうだろう。ゴキュゴキュと音を立てて再び体内に収まる。]嫉妬か~~。怖いねェ~~~~~~[自分は手を出すつもりなどないかのように得物を手に持つこともしない。正直なところ、「面倒くさい。」]
(101) 2014/12/26(Fri) 20時頃