―回想・小論文採点―
[ひと通り目を通し終えた小論文の採点をもう一度チェックし直す。
採点ミスや読み落としがないことを確認した後、おもむろに一枚の用紙を裏返した。
びっしりと決め台詞やマイ設定の書き連ねられたそれがある意味で一番の本命の採点かもしれなかった。>>50
腹筋崩壊との戦い的な意味で。]
おーい、ドイツ語と英語が混ぜんな。
何にでもエターナルって入れんな。
[思わず小声で突っ込みを入れずにはいられない。
傍から見れば青年自身が不審に見えるところだが、そこは既に名物になってしまっているルーカス・ナオの小論文。(の裏側)
周囲の講師が「採点終わるのマダー?」と目を輝かせて待機している。
お前らの腹筋崩壊してしまえ、と呪いながら。最後に赤ペンを走らせた。]
これを使われた相手は必ず死ぬ[←ここ赤下線]
↑
「チート性能過ぎるため、他の設定バランスが著しく崩れる。要再考」
―回想・了―
(99) 2013/12/04(Wed) 22時頃