[ちらと様子を見てみれば、やはり、メルヤとその父親も、仲良……と思えば、メルヤがちょっと不機嫌そうだ。>>85
親子扱いされたことに拗ねているだなんて気付かぬまま、お父さん、なにか娘の機嫌損ねたかなー、頑張れー、と、心の中で応援しながら、チキンライスを炒め始める。
バターとトマトソースの弾ける音に、肝心な部分>>91は、まったく聞こえていなかったが、やがて、メルヤの機嫌が直ったようで>>94>95、ひそかに心底ホッとした。]
ソフィアー、もうすぐチキンライスできるから、お皿出してー!
それとケチャップ、しっかり準備しといてよ。
[そうしている間に、チキンライスは出来上がる。
ここから、玉子を焼いている間に、ソフィアには、ライスをハート型にしておいてもらわないとならないし、そのあとはいよいよケチャップでのお絵描きだ。
ある意味、娘の晴れ舞台。
なんだかこちらまで、少し緊張してしまいそうだ**]
(98) nordwolf 2015/12/20(Sun) 02時半頃