[噂の寺に向かう途中、何処からともなく炎纏う烏>>44がやってきた。朝から火の玉が浮かんでいると思いきや、遠くに連なる人の悲鳴で我に返り、急降下してくる前に二つの珠を取り出して対処する。] 乱暴なこと。 [呆れたようにそう呟くと、白珠から吹き出した水が空中で弧を描くように回りだした。あっという間に水の輪刀が出来上がる。───斬っ と分かたれた烏は花火の欠片のようにその場に落ちた。]
(98) 2018/11/08(Thu) 23時半頃