(そして時間は>>91へ戻る。イアンの取材雑誌は来月か、書店の予約はまだ間に合うだろうか。それとも彼から直に貰った方が早いか?と頭の端では考えている。メニューを頼ませてしまった詫びは後できちんと返そう。今は眼の前の彼女>>94に集中して)
それは僕も同じで――
(急く気持ちを止められるように移動を促される。確かに見知らぬ誰かにバレないようにした方がいいだろう。1つ頷きを返して隅へ寄った。同時に彼女ば自分を覚えていた事に大きく安堵の息を吐いた)
良かった…覚えていてくれて何よりだよ、カリュクス。…僕が此処に来たのは大陸の"あの"話があったから…里帰りと一緒に、落ち着いて調べ事をしたくて来たんだ。……
(上司にはどこかの魔法少年の物語並の長編謝罪文を書いて貰わなければ。自分が此処に来たのは全くの偶然である…とも少し言い難い。あ、と思い出したように何時も携帯している小さなタブレットのような菓子を差し出す。恐らく彼女はこれが要るだろう)
丁度持っていてよかった…はい、調整用タブレット。最近…力が弱まってるのは聞いてたけど…君の方こそここに来た理由は?まさか、上から視察だ何だと言われた訳じゃあないよな?
(98) 2017/08/11(Fri) 13時半頃