[ノスフェラトゥ、と名前を聞かして貰えれば>>91、まず思った事は。]
名前が、長い。
全部言うのは面倒だから、ノストと呼ぶぞ。
[立場とか弁えず、いけしゃあしゃあと勝手に略して呼んでみるが、もし嫌がれば正式な名前で呼ぶつもりだが。
改めてノスフェラトゥ、つまり吸血鬼の王と悟れば、先程から感じた死の匂いにも納得が出来る。
吸血鬼もまた、死を超越した存在である事は知ってるし、それを察知出来るのは、冥府と関わりがあるからだろう。
まぁ父の様に冥府の番をするつもりは毛頭も無いが。]
昔ねぇ、何時になったら俺も其方側になれるのやら。
[ノスフェラトゥに悟られぬ様、爪を出し、彼の隙を突こうと思ったが、思わぬ来訪者に、つい気が削がれてしまう。
そんな中、ふと匂いが変わった様な気がし、鼻を鳴らしながら匂いの元へと視線を向けたら、其処には不機嫌な表情が見せていて>>92。]
(98) 2015/07/30(Thu) 21時半頃