[がくがくと快楽に振り回されながらも、鮮やかな蒼は目を引いた。触れたら冷たそうな髪に指を差しいれて、頬や瞼にキスを落とす。
こんなにきれいな人だから、もう共には歩けないの、だろう。
そのきれいなひとを間もなく白で汚そうという予感に、背徳感と高揚感がじわりとせり上がる。]
ごめ、おれ、……ッ、も、だめ。
おれのせーえき、のん、で……っ
[陰茎は中で張り詰めて、導かれるままに中をごりごりと擦り続ける。訳が分からないほどの快感に流されながら、限界が近くなると、最奥を目指して突き続けた。
同時に背後からも、意地悪な問いかけがやってくる。>>95
この淫魔には、そんなことは聞くまでもない。]
な、かぁ……なかがいい、なか、ほしい……ッ!
[電撃が弾けるような激しい波の中で、許容量を超えた快感を受け止めながら必死に答える。
自分と、前と、後ろ、どこが最初に果てたのかも分からないが、精をあちこちから浴びると同時に、自分もヤナギの中へと欲を放った。]
(97) 2016/06/18(Sat) 02時半頃