そ、案内人。管理人でもあるからな、世話するので間違っちゃいない
[>>88の声には艶然とさえ男は嗤いを向ける。
元より、血や争いを見るのを好むという面があるため、役割に就いている節があるからだ。]
( さて、どうするか? )
[男は審判者でもあり、基本は傍観者。
意味じくも>>89が考えていることは当て嵌まっていた。]
手負いの相手じゃあ、つまらない。
[それに、と思う。告げた言葉は偽りではないだろう。
穢れを祓う為にやるような雰囲気は、以前会った時には感じなかったが男には差したる問題ではない。闘争心溢るる相手ならば、まだ機会はある]
治すのが目的で食われちゃ溜まったものじゃない
俺はか弱いからな?
[小さく嘯きながら、影のようにゆうるりと動く。鞘が付いたまま、>>89の肩へと手にしていた剣を下ろしたが当たることは叶ったか]
[剣に触れたなら、シーシャの右手首の傷は癒えただろう。全ての傷を癒さないのは男の、愉悦的な性ゆえか]
(97) 2015/09/19(Sat) 10時半頃