[槍であった血が右手を通じて体内に戻る。その右ては掌の先半分が切り取られ赤い糸のようなものでぶら下がっていた。]”かくれんぼ”ですか?[彼女に先の問いと同じ問いを投げかける。右手はゆっくりと傷を合わせてゆっくりとくっついていく。](さて……どう出ますか?)[得物は無くても彼女には炎をがある。こちらが見失っていると知れば攻撃に転じてくるかもしれない。慎重に気配を探りつつ様子を伺った。]*
(95) 2015/09/19(Sat) 09時半頃