― 廊下 ―>>62 >>70
[ もっといい方法。
明之進の記憶>>1:157に繋がるシナプスを直接刺激するような言葉だった。
性衝動にはそこまで浸されては居ない筈、なのに。メルヤの声>>62を聞くとどこか少年はおかしくなってしまうのだ。申し出た行為を彼はどう行うのだろう。
ぼうっと考えている内に、手招く様子>>70が見えた。
ふらりと少年の身体はいざりよって行き、気づいた時には抱き寄せられていた。]
え、あ、……ぅ。
……ぇっ、な、に
[ ケイイチが何を感じているのか、意図を探ろうと見つめる間もあらばこそ。
自分より幾分低い位置で、ケイイチの頭部は何かを覗き込んでいる。
数秒でそれが何なのか、自覚した。]
帯、いつの間に、解いて……!
[ 外気に素肌が触れる感覚。
ケイイチの視界に今映っているだろうそれは、露出させられた素足と、グレーのボクサーブリーフであった。]
(94) 2018/02/23(Fri) 23時頃