135 赤い月夜の吸血鬼


【人】 伝道師 チャールズ

[欠けて行く月は見慣れた筈なのに。
そこに意味を与えられると、途端に特別なものになる不思議。]


[時合えば別場所ではしゃぐ乙女の声も聴こえようか>>82
それは城の主と違わぬ、噂の中で息衝く吸血鬼にとっては。
甘美な囁きなのだろうかと空想凝らして空を見つめる。]


 ところで、ジリヤさんはどうしてこのツアーへ?


 ――えゝ、お答えしたくなければ結構。
 ははっ…年寄りの悪い癖でしてね。
 切っ掛けは無くてはならない、と思ってしまう。


[苦笑いを浮かべて問うも、意図は別な所で働くだろうか。
謎ときには情報が必要なように。
謎かけにも情報が必要なのだと。]

(94) 2014/10/08(Wed) 21時頃

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