[スツールに腰掛けて会場内を眺めていれば、
先程の青年と目が合っただろうか。>>85
ハァイ。と懲りずに手を振って応えてみせる。
至ってあやしいものではありません。
お酒はそこそこ進んではいるけれど。
躊躇しながらも此方に向かってくる姿を見ると、
にっこりと微笑みを向けて出迎えただろう。>>88]
いらっしゃい、レッドかピンクのトレイルくん。
飲んでるー?お酒足りないんじゃない?
君はどこから来たのー?
[ナンパじゃないんだから。飲み会でもないんだから。
でも、酔いが程よく回った口はろくな言うことを聞いてくれない。
彼がグラスを持ってきたことに気づけば、乾杯!とグラスをなり合わせる。
ボトルに目が行けば、継いでくれるの?なんて、軽口を投げかけただろう。]
(94) 2020/09/22(Tue) 23時半頃