―5月3日朝7時頃、酒場内ー
>>81
[ドアを開けて確認すれば、まだ自分の家で寝てるかと思っていた少女。こんな早い時間に、と思いつつ時計を見ると家を出てから1時間以上も経っている。内心驚きつつも彼女に目を向ければ、息がまだ荒い。走ってきたのだろう。笑顔になると、先程座っていた席の向かいに促し、彼女の前に水を入れたグラスを置いて自分も席についた。言いたいことがあるように感じたので暫く待ってみると、とつとつと話し始める彼女を妨げないよう静かに耳を傾ける。そして全てを聞き終えると、ふんわりと笑って彼女の頭を撫でた。]
ミルフィちゃんはとても良い子ね。
信じてくれてどうもありがとう。
私も、貴女のことを信じているわ。
[そうだ、俯いてる暇はない。この3日間で随分と増えた大事な人たち。その人達を少しでも長く生かすためには、自分が努力しなくてはならない。1人だって私の前で死なせはしない。そう決意を固めると立ち上がり、ミルフィを抱きしめてから彼女の目線に合わせて微笑む。]
大事な人は、守らなくてはね。
マドカちゃんのところにも 行ってみましょう。
(93) 2013/07/24(Wed) 19時頃