[そんな彼女の様子に当てられたのか、周りの魔物たちが徐々に距離を詰めてくる。
各々欲望に濡れた目を隠すことなく。
後孔に指が突き入れられる、1本、2本、3本…その数はどんどんと増えて、中を搔き、広げて、ほじくられる。
そうして徐々に徐々に開かれたそこに、前に受け入れているものと同じ熱が添えられて――…一息に奥まで貫かれる。
遠慮などなかった。]
待っ――あっ!あぁぁあああっ――…!
[「待って」と言おうとする間もなかった。
彼女の下腹は、前後に受け入れたものでもはやぎちぎちに詰まっており、二つの熱で溶けてしまいそうなほどだった。
悲鳴にも似た喘ぎに開いた口は、すかさず誰かの雄を咥えさせられて、がっちりと押さえつけられる。
文字通り全ての孔を塞がれて、それでも炙れた客は各々好きなところに擦り付けてくる。
必死にほおばる顔に、雑に扱われる度に揺れる胸に、なんとか体を支えている手をとって、その手のひらに握らせる。
そんな雄達の欲望の中心で、彼女は懸命に奉仕していた。*]
(93) 2019/05/13(Mon) 18時半頃