人狼議事

136 【半身内】ぼくらの学校


【人】 粉ひき ケヴィン

[校門の前までついて、腕時計を確認する。
時間に余裕はまだある。
これなら合格点をもらえるだろう。
校門校章と学校名が見えるように自撮りの証拠写メを一枚撮り、メールを作る。
アドレス帳から幼馴染の名前を探して、送信した。
―その宛先が、一行間違っていることには気づかずに。

校舎内の移動は、戸野谷か誰かしらについていけば今日のところは何とかなるだろう。
服装チェックがあったとしても引っかかるようなことはしていない。
清瀬の服装が気がかりだが、堂々としているところを見ると、おそらく大丈夫なのだろう。

新しい校舎を見上げれば、こちらを見下ろしている少女>>56の姿が見えた。
心細げなどこか儚げな雰囲気に息をのんで、鞄からカメラを取り出す。
知らない校舎。今までと同じで、違う世界。
期待より不安の方が大きそうなその空気は、思春期の一ページそのもの。
ピントを合わせて、数枚シャッターを切る。
勝手に被写体にしているのだから、謝らなくてはいけない。
けれど、彼女が誰かは、まだ知らない。
卒業までに見つけようと、そう決めた。*]

(93) 2014/10/14(Tue) 23時半頃

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