【人】 粉ひき ケヴィン

………先生、いるか。
悪いが薬が欲しい。診てくれ。

[普通逆だろうというような台詞を言いながら、
肩の傷をミナカタへと見せる。
傷は大分塞がっていただろうか。
痕は未だ生々しく残ってはいるだろうが。


治療らしき治療はあっただろうか。
診察を終えた後、薬を貰えばその場で飲んだ。
効くまでに時間がかかるだろうが、
プラシーボ効果か、それだけで少しは楽になり息をつく。]

…助かった。
切れた頃にまたくる。

[治療費を払うと、医院を出ようとしてふと、
手にしていた箱をテーブルに置いた。]

(92) t_nuke 2014/01/31(Fri) 16時半頃