駄目ですよ、ミスタ。 それに触れては。 真白い素敵なお召し物が、赤に染まってしまう。[足早に近付いた時には、伸ばされた手は、既に空を切っていただろうか。どちらにせよ、記者は嗜めるように言葉を紡いで。青年の顔を覗き込もうとした。*]
(92) 2017/01/09(Mon) 23時頃