[ 誰かにレイブンクロー寮の話を聞かされたとしても、その犯人がこんなに可愛らしい新入生だなんて想像がつかない。この騒動に大きく関わる罪持ちだなんて、まさか誰が思うだろう?
小さな彼が胸の内で躊躇したなんて、気付かずに微笑んで。 ]
…そう、カルヴィンっていうの。よろしく。
[ >>82ただ、呪文を使えると言われたのは想定外だった。思わず、瞬きを数回して。こんなに小さいのにもう知っているのか。でも、レイブンクローの生徒ならば、おかしくないのかもしれないなんて一瞬で違和感に蓋。 ]
もう知ってるの?優秀だね…。それじゃあ、何かあっても二人とも大丈夫かな?
[ どうやら自分の出る幕はないようだ。素直に感心すれば、赤髪の後輩に視線を合わせて。 ]
トニー?あんたの方が一つお兄ちゃんなんだからちゃんと守ってあげてね。それと、何かあったら…お姉ちゃんを呼びなさい。
[ にっこり笑うと去ろうとしたが、くるりとまた二人の方へ向き直る。 ]
(92) 2015/02/06(Fri) 22時半頃