[ハー、とため息を漏らしながらぐだぐだとだらしない歩調で食堂へ向かっている。妙に殺気立ったような寮内の空気と、先程相対したミッシェルの表情とが重なり、不穏さを余計に掻きたてている。何だよ、と零した呟きが、伸びた廊下の床にポツリと落ちた。]やーだな、気が向かねぇわ。呼び出し食らった気分つーか、絶対いい事ねーじゃん。叱られんのか?オレ。[だとしても。身に覚えがない。もやもやとした不快感が歩調を鈍らせていた]
(91) 2013/02/05(Tue) 21時半頃