[女性に声をかけるとにっこりと微笑まれる。>>73
自分にはない類のその上品な仕草や声色に、小さくふわあ、と声を漏らした。随分とまた綺麗なお姉さんだ。
その内心が嫉妬に狂っているなど全く気付かず、同行しないかとの誘いには笑顔を浮かべたままぶんぶん頷く。]
わたし、メアリー。
メアリー・キャンベルです!
良かったです。はい、ぜひご一緒させてください!
[歩幅を合わせて隣を歩きつつ、ちらちらと彼女を眺め見る。
透き通るような白い肌や旅人然とした身なりは、少なくともここいらの地域ではあまり覚えがない。
整った顔立ちも相まってまるでお人形さんのようだ、と思いながら]
あの、ジリヤさん……は、このあたりの人ではないですよね?
もしかしてわざわざ観光とかでいらした方ですか?
やっぱり一目吸血鬼を見に??
[道すがら、興味本位でそんな問いを口にする]*
(90) 2014/10/07(Tue) 18時半頃