[ひどく興奮しているのがわかる。先ほどから喉がひりついて仕方がない。
「花」としての自分が、彼に抱かれることを望んでいる。
周りを囲む視線はより数を増して、中にはなじみの顔も見受けられて>>83>>85、それもまた情欲を煽った。]
――くださいませ…。
[彼の問いかけに、熱に浮かされた声で呻いた。]
―お腹いっぱい、くださいませ。
[言い終わるなり、彼を受け入れるにはサイズの足りていない自身の中を、割り開きながら熱が進んでくる。]
ひ――ぃ――…!―ひっ――…ッ!
[彼が突き入れるに合わせて、歯を食いしばりながら必死の思いで熱を飲み込む。
頭に火花が飛び、脚が戦慄く。
けれど、案の定自身の前だけでは彼を受け入れるには容量が足りず、彼の熱はその奥の子部屋を押し上げ、ぐりぐりと入り口をこじ開けて侵入してくる。]
(90) 2019/05/13(Mon) 18時半頃