[第二楽章の開始とともに パイプオルガンの音が歌うのを聞いた。 そこには、意思があり、旋律があり。][調和ではなく対位、 調和《ハーモニー》と違い それぞれの旋律が対等であり、独立したそれ。] 名乗る自信が薄らいだなんて …………やはり、《奏者》なんですね。[そう、少しだけ視線を落としたあと 穏やかに笑って。]
(89) 2013/10/03(Thu) 00時半頃