人狼議事

155 【身内】砂煙の村


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[矢継ぎ早に人々から渡される情報を整理するのは困難であったけれど、なんとか飲み込む。
少女がひとり、砂になったのだという。
人々の混乱が、それが事実であることを知らしめているようだった。]


……何を言ってるんだ。
先に君の耳に触れたのは、私だろう?


[申し訳なさそうに詫びる彼>>82に、軽く笑みを作ってそう告げる。先に触れた自身を責めるのならまだしも、彼が謝るなんて、筋違いなのだから。
あの口付けだって――そうだ、元はと言えば、自分のせい。]


それに、……触れたほうが消えるんだ。自己責任だと、私は思うけどね。


[昔ながらの言い伝えを思い起こしながら、そう告げる。思いのほか自身が冷静であることに驚きを覚えながら。いつかこんなことが起こるだろうと、考えていたからだろうか。
消えた少女のことなど、自分は知らないけれど。彼女にとってそれほどの――消えてもいいと思えるほどの価値が、その青年にあったのだろうと、そう思う。

――それは、過去の自分が選べなかった選択。ほんの少し、羨ましくも思う。そう、ほんの少しだけ。]

(89) 2015/04/10(Fri) 17時半頃

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