[こちらに気付いた遊佐から、笑顔の挨拶が返ってくる。>>85…それでも、ちょっと、ぎこちない? どうだろうか。相手の表情の細やかな変化。それも、まだ知り合って数か月にさえ満たないのに。それを敏感に察せるほど、自分が聡い人間だとは思わない。んー、と唸る遊佐の顔を、いつもの癖>>0:28でじっと見つめる。その表情から答えを得るよりも先に、彼が目の前に掲げたのは、] ……手紙?[たぶん、華やかさなんて欠片もない感じの封筒だったんじゃないかと思う。見せて、と言えば、素直に渡してくれただろう遊佐から手紙を受け取って。まず最初に、封筒に書いてある担任の名前>>73に戸惑いながら、顔を上げる。]
(89) 2016/04/10(Sun) 18時半頃