[もう無理だよ、って 何度も背を叩いたのに、離れてくれないおじちゃん>>83に、眉をよせながら
それでも 顔を逸らして逃げれば、ようやく離れてもらえたや。
ぼくはこんなに余裕が無いのに、おじちゃんはやっぱり へーきなお顔をしてて
にくらしくって仕方ないけど、言ったらなんて返ってくるかわからないから、何も言えないまま。
それでも、形ばかりは睨んでみせる]
……ぼくにばっかりがまんさせて
たまには、おじちゃんもがまんしなよ。
[そっぽを向くお顔>>84に、ようやく文句を言ってやりながら
それでもやっぱり 我慢しろなんて言われたら、我慢しちゃうよ。
たばこのにおいが本気で嫌だったら
初めて嫌なら、近づくなって言われた時にもう近づくのをやめるもん。
おじちゃんがすきだから許してあげるって決めたんだから、我慢 我慢。
……きっと、おじちゃんもぼくがそう思ってるって、わかってるだろうな、って
そう思うと、ちょっとイラついちゃったから
ぐりぐり 恥ずかしさと、イラつきをごまかすみたいに頭を押しつけちゃう ]
(89) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃