― ちょっと前>>85>>86>>87 ―
いだっ、あ、や、あがっ、や、んあ、ゆ、っくり……ッ
[ヘクターの時ほどではなかったにしろ、亀吉との交わりもかなり激しい。ただ、二度目でありまだ容赦が残っている分、その反応は快感の方が強くなっていた。
キルロイが声に反応してもその動きは止まることがなく、仲間への危機へも無関心だ。
物腰が穏やかで冷静だが、ここまで冷酷な男だっただろうか。]
……ッ!! ご、め……ッ
[背にしたドアは、拳を叩き込まれて多少歪んだ。
顔に当たらなかっただけマシだが、ヘクターのように直円に操られている様子もなく、ここまで苛烈なことをする亀吉が、キルロイには分からなくなっていた。
穏やかに薙刀を振るう姿は、舞のように美しかった筈なのに。
今はその綺麗な手で自らの肉茎を容赦なくしごき、絞りそうとさえしていた。]
(……またか。ちがう。これはちがう。)
[頭の中で、忘れたい、忘れもしない声が蘇る。]
(88) 2016/06/14(Tue) 02時半頃