…あ…ん…。
[一瞬の躊躇の後、頬を赤らめながら口を引き結び、シャワーを身体に当てる。
瞬く間に縄は水を吸い込み、キュッと身体を締め付けた。
昨夜の入浴でわかってはいたのだが…それでもやはりこうして身体を締め付けられると胸が苦しくなり、甘い声が漏れてしまうのだった。
思わずそのまま自慰にふけりたい衝動に駆られるが、あまりゆっくりしていて姉が起き出してきてしまうと、何かの拍子にこの姿を見られるかも解らない]
…でも…ちょっとだけ…なら、大丈夫だよね…?
[…そう、解っていてもその衝動は抑えきれず…イヤ、解っているからこそ、そのスリルがよけいに欲情をあおり白い手で身体をまさぐり、シャワーを敏感な部分に当てていく。
もし熱の入り始めた頃に姉が脱衣所に入って来よう物なら、それには気付かず、時折切なげに声を漏らしただろう]
(88) 2012/07/18(Wed) 11時半頃