228 吸血鬼の宴


【人】 教え子 シメオン

[ くしゃりと軽く前髪を掻き上げて、
  互いの名を名乗り合う。 ]


  俺は、シメオン。
  ニコラス、シーシャ。よろしくね。
  …… ところで、そのヨーランダってひとは、
  

[ シーシャの名を付けたという、
  何者かの存在、詳細を尋ねようと、
  唇を開きかけた、その時だったか。

  懐に忍ばせていた聖水入りの瓶が、
  燃え上がるように熱を発した気がした。 ]

(88) 2017/10/03(Tue) 13時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】