人狼議事

214 春霞の向こう側


【人】 宝飾交易 黍炉

[さくさくと足元から音がする。
崩れかけたアスファルトでも、端の欠けた石畳でも、汚い土でもない。
地面と芝を踏みしめ、夜空の広がる方向へ歩きながら、テーブルの周囲に集う人々へ視線を向ける。
食事をしている男二人が、先ほどから気になっていた。]

 ……似てるんだが、なあ。
 あいつだったら、俺に気が付くはずだし。

[何かを口にしてから、慌ててビールらしい飲み物を飲んでいる男は(>>79)、ここから見ると幼馴染のホレーショーによく似ている。

その二人が男の知人の二人ではない、と思うのは二人が男に反応しないからだった。
黙っているはずがない。
特に、ホレーショーならば、幼いころから変わらぬ大声で「ファイ!」と呼びかけてくるだろう。

だからあの二人はよく似た別人なのだ、と納得しながらも、今では別々に家庭を持っている二人が連れ添っている姿は、昔を思い返して懐かしかった。
その二人が兄弟である、ということはまだ知らない。]

(88) 2017/05/03(Wed) 23時頃

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