[方方からかけられる励ましの言葉>>77>>78に、アワアワと視線は右往左往。
ありがとうございますすみませんすみません。
そんな心持で、それでも少しは気を取り直してゆるゆるとした笑みを浮かべていた――のだけれど。]
ひ……?!
[待って!あっさりと去っていった彼の言葉に頬が引き攣る。
ちょっとまってほんとに。なんのはなしだ。あっさっきのか。
考え始めてものの数秒で辿り着いた結論に、ぽん、と一つ手を打って。
違う!そんな場合じゃない!あんなもん初対面の同級生に見せられるか!
一人でまたも百面相を繰り返しながら、教室に飛び込んできた見知った顔>>76に、頭がクラクラする。
普段なら安堵する所だが、なんだかこの混乱極めた状況に諦めにも似た笑いしか込み上げない。わっはっは。
本当なら逃げたい所なのだけれど、あんな脅しめいた言葉を聞いた後じゃ、そんな勇気もなくて。
気持ちはぼんやりと喧騒を眺めるモブAに徹していた。**]
(87) 2014/10/15(Wed) 23時半頃