―Xday-3day・PM1:00過ぎ・ハルヒラシティ内公園―
[「良子」という名前を出したら、目の前の露天商の人は明らかに狼狽えた(>>79)。答えを聞くよりも態度が雄弁に物語る。
そして届くメッセージ(>>80)が、自動開封の設定に従って網膜上に次々と開かれていく。返答は、あえて自分の言葉で返した。]
……茂蔵さん、ですね。アバター名は?ほら、こちら[地面を指さして]では、アバター名で呼んでおきたいじゃないですか。
あ、申し遅れました。私はモニカ、本名はシノミヤ サキと申します。良子ちゃんとはクラスメートです。
良子ちゃんから、新しいお兄さんの写真を見せていただいて、アバターと本人がよく似ている、と聞いていて。ああ、やっぱり、って。
……仕事してるところは見られたくないんですね。そういうの、いいと思います。
[どこか誤解しているようだが素直に受け入れ、笑顔で軽く頷いた。その後僅かに表情を曇らせて、またすぐに元の表情に戻し、質問を受けて笑みが消え]
はい。「あなたも」、と。………“青の招待状”、ご存じ、ですか?
……情報を、探してるんです。同じく、受け取った人が居るなら、その人の情報も。
[声量は低く、表情は真剣そのもの]
(87) 2014/03/11(Tue) 22時半頃