[愛する我が子に先立たれての自殺。その可能性についても考えたが。凶器らしき物は見当たらず>>7。加えて、何度も貫かれたかのような傷跡。―――此れは紛れもなく"他殺"だ。そして昨日とは異なる、落ち着いた犯行現場。寝込みを襲われたのだろうとはいえ、被害者が暴れた形跡も無く。更に昨晩悲鳴を耳にした者も居ない。近くに人が密集する客室で犯行が行われたにも関わらず。昨日のものと比べて。性格の差異が垣間見えれば。 "犯人複数説"についての確証がまた一歩進む。]
(86) 2017/05/20(Sat) 14時頃