[荒い呼吸を整える余裕もなく、腕を押さえるラルフ>>84を睨みつける。自分の甘さに対する悔恨と憎悪も込めて。
恨み言に似たトーンで同じ呪文を唱え、次の攻撃に備える]
ーー次は腕だけじゃ、済まさない、から…
あぁ、アイリス…?
[大丈夫?と、続けようとした言葉が途切れる。
今、彼女は何と言った?自分に向けて、嫌い、と…?
他人事のような声色と、普段の彼女なら口にするはずもない言葉に背筋が凍る。振り向きたいが、ラルフから目を逸らすのも危険には変わりない]
ラルフ…アイリスに、何をしたの
ソレ、は…あんたを倒せば、解ける?
[思い至ったのは、魔法による精神操作の可能性。
そうでなければ、彼女が自分にそんなことを言うはずない。ましてや、攻撃の矛先を向けるなんてあり得ない。
足首に触れた氷の鎖>>83を、刃の先で砕いて。静かだが怒りが滲む声で、目の前の敵に問い掛けた]
(85) 2014/02/27(Thu) 23時半頃