[>>82チャールズが言葉を紡ぐのに、段々と彼の真意が見えてくる。
彼が今まで自分を誘っていたのは、髪をよく撫でてきたのは、その微笑みを自分に向けてくれていた理由は。
それがそうならいいなとずっと思っていたけれど、どうしても言い出せずに。死んでからやっと成就するだなんて。
…でも自分たちにとっては、死んでからの時間の方が遥かに長いのだろう。これからを考えると、嬉しくて仕方ない。]
狡いのは、お互いさまじゃねえのかな。
[この話をしないまま、自分の側を離れるな、ついてこいと…泣いて縋ったのだから。と笑い。
話が進むのに合わせて心臓の音も煩くなってきているように感じて…全ての話が終わった後、嬉しさの籠るような声で。]
ほんと…こんなに幸せで、いいのか。
二人とも死んで、悪魔の世界に来たのに。
ここはまるで天国みたいだ。
(84) kaomozi 2014/07/03(Thu) 12時半頃