[こぼす吐息は何かがおかしい。
覚えた飢えが滲むせいかしら。
周囲の人達の様子を見れば、夕月の人も、そうしてお仲間さん達もどこか様子が違って見えた。
そんな中変わらず悠然としていたのは、玲華さんだった>>35]
……私はまだ、よく判らないですね。
[大丈夫との問いには素直にそう答える。未知の感覚が襲う中、大丈夫だといえる程の無謀さは持ち合わせていない。
間口が広いと言うことには、何故だか納得してしまっていた。
もっとも、そんな間口が広いと言った玲華さんは克哉さんを連れていったけれど>>54>>58。]
お水……じゃ、癒えないけど。
何もないよりはマシかも。
[玲華さんから差し入れられたお水>>43。一気に飲むなと言われたそれは、既に一気に干していた。
気休め程度の効果を実感していたから、もう一杯もらってしまおうと思い、空になったグラスを持って立ち上がることに]
(84) 2015/01/20(Tue) 22時頃