そうか…。
[落ちる人影>>68。恐く、さっきの男装だろうか。
戦闘を見られていたなら、どのように映っただろうか。
それを考え、恐ろしくもなる。が、同時に、なぜ見ていなかったのかと、問すらもかけたくなるほどに、俺自身のココロが悲鳴を上げていた。ギリギリと締め付けるようなそれは、そっと悪意の中にしまう]
何もしなくていい。──そうだな、祈りでもしてくれよ
[そう、かすれた声でいい>>68>>69、自らの脚に、杖を滑らせる。
どんな反応をしてくれただろうか。辛気クセぇ顔したままなら苦笑をして。必死に祈るようであれば、慈しむかのような表情で(鋭い目つきではあるが。)]
Episkey<癒えよ>
[ゆっくり、時間をかけて脚部の裂傷が閉じてゆく。単なる応急処置でしかない。簡単に裂け目を縫い合わせただけのような状態。けれども、症状は緩和され、痛みから、束の間開放される]
クラ、ありがとよ。──プレゼントだ
[彼女のローブのポケットに、一輪の花黒薔薇を差し込む。
毒々しく、そして、危険な美しさを持つそれを気に入ってくれるだろうか。]
(83) 2016/02/21(Sun) 04時半頃