[親の遺した財産はある。 しかし、そのまま村で住むことはもう無理だ。 他の土地に移ろうにも、いつまた今回のように理不尽な 目に合ってしまうか知れたものではない。 だから彼は、逃げるように、結社に入ることを望んだ。 結社員であれば、ただ巻き込まれる側ではなく、 状況を支配する側の人間となれると考えたから。 たとえ危険な任務に就くことになろうとも、 あの突然降ってくる恐怖よりはまだましなはずだから。 村の誰が人狼だったのかすら知ろうとしないまま、 青年は結社の一員となる。 常に人手不足なためか、断られることもなかった。 結社員となった青年は今でも、自分が巻き込まれた事件の 資料を見た事は無い。見ようとは決してしない。 目を、背け続けている。]
(83) 2012/01/12(Thu) 00時半頃
sol・la
ななころび
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