貴方もこちら側に来れば、そう大した問題には発展しないと思いますが、いかがですか?
もう人を辞めている身では、遅すぎる議論の気もしますが。
[罵倒は涼しく受け流し、抗わないJに眼を細める。
それは良い判断と言えた。眼前のショーが存在しなければ、だが。
蠢く触手は熱をもたげ始めた中心を目聡く見つけ、先端をブラシのように変化させると、繊毛を絡みつかせた。粘液が涎のように垂れ、水音を立てながら、彼の下肢全体を濡らす]
離せと言わない辺り、身分は弁えているようですね。
あくまで観客ですから、勿論見る権利はありますよ。
[拘束する触手が捻られ、男は自然背後に回る。眼前には、彼が欲す者達。
ぐいと、彼に──あるいは彼を見せつけるように上半身だけ前方に突き出される]
ただ──お代は支払っていただかないと。
[声は変わらず穏やかなまま。
べちゃりと、手のひらに臀部に粘液を塗りたくる。
朧によって育てられた熱杭が、その窄まりに当てられた。一呼吸もおかずに、馴らしもせずに押し入った**]
(81) 2016/06/18(Sat) 00時半頃