[目をぱちくりと瞬かせるホレーショーの口から滑るのは、彼の母国の言葉なのだろう。
面白いと言った後に続いた言語は理解は出来ないけれど、悪い言葉じゃあないと思えるから不思議だ。
求められた握手に彼の正座よりも不慣れな仕種で応じ、こちらを気にしていたユージン>>11やゾーイ>>15にちらりと視線を向け、申し訳ないと謝罪の苦笑をひとつ向ける。]
すまないね、驚かせて。
[謝罪をひとつして、ホレーショーから頂いた親愛の握手をほどく。
そうして、目的地であるお屋敷へと。
ゾーイに向けた問い>>9への返答>>16には、わずかにぎょっと目を瞠らせた。]
花であったら食べられたけど、今は女の子の見目をしているからねぇ。
さすがに、食べることは出来ないさ。
[驚きは表情に、降参は竦める肩に乗る。
そうすれば、ゾーイは悪戯な笑みを浮かべた。
冗談とも本気ともつかない様子は、釣鐘が咲き乱れる場所でも見たものだ>>18。
こちらの質問に返る答えは今も頭に確かに留め置かれ、ねぼすけは内緒>>19というのも承知しているつもりだ。]
(81) 2015/12/09(Wed) 21時頃