[少女が零す安堵の息を聞きながら(>>78)、視線を逸らして。
そうやって見ていた街並みの前に突然、先程まで何処かを見ていた筈の虹色が入ってきて驚くいていれば、潜めたような声で紡がれた言葉が聞こえる。>>79
そうして顔を近付けてくるのに気が付けばベンチの背凭れに妨げられて冗談程度になってしまうが、僅か身を引く。
精一杯、少女が差し伸べた言葉の手を、払い除けはせずとも今は未だ取れそうもないが。]
そうですねぇ…。
…ですが、未だ大丈夫です。
この街が変わっていくなら…僕もまた変わるんでしょう。
[それでも如何しようもなくなった時は聞いてくれます?と言ってみて。
笑顔になる事は出来なくても、僅か表情は和らいでいただろうか。]
…ふふふ。
さあ、早く帰らないと“影”がきて呑んでしまいますよ?
[少し意地悪く笑えば、子供を親が諭すかのように余計な一言を。
もう終わったからこそ言える言葉だが、冗談になっているのかは酷く微妙なところ。]
(81) Penia 2015/01/17(Sat) 14時半頃